江戸時代に確立した三種類の楽器で演奏する和楽器の演奏形態です。基本的には箏、三味線、尺八で演奏します。

尺八の代わりに胡弓が入ることもありますが、現代では稀になってしまいました。

演奏される曲は、江戸時代に作られたもの、明治時代に作られたものが中心です。

アンサンブルが絶妙で、それぞれの楽器の良いところが浮き彫りになるのもこの三曲合奏の良い特徴の一つです。

歌がつくものもあり、「地唄」と呼ばれます。

歌がなく、器楽だけで進行する部分のことを「手事」と言います。